第三部第一話「それもまた優しい手」 二〇〇四年六月

 スマイル…大学二年生
 孔…コーチ三年目

 藤田…辻堂学院高校卓球部顧問。四十三歳。息子の就職活動が上手くいくかどうか気を揉んでいるらしい
 岡野…辻堂学院高校二年生。インハイ出場に際して飛行機に乗るのが今から怖いそうだ
 ミリオンバンブー…かなりでかくなった

 シリーズを書くきっかけとなった話です。気が付くとスマイルのメガネの描写を忘れており、あわてて書き足すということの多かった間抜けな一作。まぁほかにもしょっちゅう忘れてますが…。


  第三部第二話「ただそれを想う」 二〇〇四年七月

 ペコ…ドイツリーグ一部のチームに在籍中

 ジェイ…ドイツリーグ三部のチームに在籍中。ボロアパートで冬が無事に越せるか心配らしい
 ワーナー…ペコのチームメイト。そろそろ覚悟決める頃かなぁとぼんやり思うことがあるそうだ
 タクシー運転手…こんな近場で乗るなと内心怒る

 当然のようにハノーバーにもヒルデスハイムにも、チームが存在するのかは知りません。ただ地図で近くていいなぁと思って設定しただけです。行ったこともないし。どんな街なのかしら…。同じくジェイの故郷も全て捏造。


  第三部第三話「悲しい匂い」 二〇〇四年十月

 孔…コーチ三年目
 スマイル…大学二年生

 夏…大学院一年生。もうあの子と付き合っているらしい

 孔がここで踏ん張ってくれたお陰でスマイルがヘタレをある程度は脱出出来たのだと思います。ありがとう孔、君のお陰で今以上にスマイルをひどい男にせずに済んだよ。感謝してるよ(いやマジで)。


  第三部第四話「異国にて」 二〇〇四年十二月から二〇〇五年一月

 風間…大学三年生
 ペコ…ドイツリーグ一部のチームに在籍中

 吉田…娘の受験が心配でたまらないようだ
 仲村…風間が所属する某企業卓球部の監督。四十二歳。若造を鍛えてやると意気込んでいるらしい

 企業に所属するってことは、このあとそのまま就職するんですかね、その会社に。よくわからないんですが。まあいつもどおりあやふやなまま進行させた話です。


  第三部第五話「幸せの匂い」 二〇〇五年一月から四月

 スマイル…大学二年から三年へ進級
 孔…コーチ三年目から四年目へ

 オババ…最近子供の相手が辛くなってきたらしい
 小泉…孫がかわいくてたまらないようだ
 菅原…タムラ常連。片瀬小学校三年生。スマイルのようにでかくなるのが夢だそうだ

 スマイル成長の徴ともいうべき一話。孔に話を切り出すのがたまらなく嫌で、なかなか筆が進みませんでした。なんだかんだ言って甘々だったカップルです。


  第三部第六話「未来だった日」 二〇〇五年三月から五月

 ペコ…ドイツリーグ一部のチームに在籍中
 スマイル…大学三年生

 ジェイ…ドイツリーグ三部のチームに在籍中。薬を使うのはそれでも一応迷ったそうだ

 ジェイが色々とかましてくれた一話。ちなみにあんな薬が本当に存在するのかどうかは知りません。早い話がでっちあげです。ホントにそんなのばっかりだなぁ。


  最終話「いつもの朝」 二〇〇五年四月から五月

 ペコ…ドイツリーグ一部のチームに在籍中。二年目へ突入
 スマイル…大学三年生
 風間…大学四年生
 孔…コーチ四年目

 夏…大学院二年生。無事卒業なるか不安らしい
 林…短大一年生。毎日オシャレ出来るのが嬉しいらしい
 母親…スマイルの母親。最近店で気になる人が出来たそうだ
 真田…大学四年生。就職活動難航中
 岡野…辻堂学院高校三年生。最後に一花咲かせてやると意気込んでいるようだ
 中野…最近客が少なくて少し落ち込んでいる模様
 仲村…部費を少し削られて焦っている模様
 ミリオンバンブー…孔と離れたくないといって、夜中、ひそかに泣く
(未登場ながら)花屋店員…風間がなにか因縁をつけるのではないかとしばらくビクビク

 いろいろありましたが、最終話です。無事に終わらせられて本当に良かったです。なにか感想などいただければ幸いです。


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